天満橋の自宅から自転車通勤しています。
イベントや約束があれば行くけど、大阪城はもっぱら眺める存在。
大阪城を横目に上町筋を通り抜けている日常です。
以前から噂に聞いていた大阪城ラジオ体操、平日の朝に早起きして行ってみました。
日時 | 8 月30 日(木) 朝6 時~7 時半 |
旅行先 | 大阪城公園 |
旅の費用 | |
おみやげ |
家を出て自転車で大阪城方面へ。
空気も動きがなくて、街も寝てる。
朝日が建物を起こしているけど、まだぐずってる感じ。
大阪城公園に行くには官公庁街を通るけど、 予想以上に人(ウォーキング、ランニング)が多い。 いわゆるビジネス街じゃない。
建物と人がなじんでなくて、ビルがセットみたい。
ここも予想以上に人がいてる。
日頃、人混みの場所で人が居ないと、
視界が抜けるから脇見を良くする。
桜門をくぐるとき、橋の上から堀を見ると、 内堀がこんなに青々しいとは!
そして坂道を登りきると、
こんなに集まってたんか!って思う
人人人。
昼間とは人種が明らかに違う。
ここは公園じゃない。グラウンドや。
そして、皆、何かを待ってる選手のよう。
そして服装は白系。本物の証。
元博物館の玄関ピロティが、
合唱スペースに。
僕らの知らんうちに
こんな風に使われてるとは!
どうやらお手本ラジオ体操を示す人が ここに立つみたい。
「大阪城ラジオ体操会」
今までこんな台あったっけ・・・。
そういえば集まってる人たち、 全般的に服装が白ベース。
と思ってたら、大阪城ラジオ体操会の おそろいのユニフォーム(全身白) があった。
ラジオ体操スタート。 第一体操だけやって帰りました。
これがイベントではなくて、 ラジオから流れるラジオ体操を受信して 流すだけ、それを個々が聞いて 体操してるだけなんだからすごい。
大阪市の一番高い場所が、 毎朝こうなってるとは。
この後、下界(天満橋)まで帰ってきて 喫茶店でモーニング。
7時過ぎまでゆっくりして、 帰宅して、出勤しました。
普段の朝6 時台は、家で朝ごはんを食べて身支度を整えるという、自宅が自分にとって のすべての世界なだけに、 意識してない時間帯の意識してない場所(しかもそれが普段良く親しんでいる天満橋に すぐ隣り合っている場所)に行ってみて、自分の全然知らない世界の営みを知れたのが新鮮でした。有名な谷川俊太郎さんの詩「朝のリレー」の感覚に近くて、地球の裏側を目の当たりにしたよう な気分になりました。
朝の大阪城周辺のまちなみは、街が眠っていて、街中も戦闘態勢に入ったビジネスマンとは違う、プライベートな人で満たされていました。同じ場所でも、普段感じてる空気と違う空気を吸うと、違うところ にいる(いつもの場所じゃない)ことを強く意識しました。